
ラストワンマイルを担う事業に関わることで、
やりがいとその感慨を胸に働いています
営業部門 営業グループ 2014年入社 A.S
北日本石油入社のきっかけと、選んだ理由を教えてください。
はじめからエネルギー業界に興味があったわけではなく、幅広い業種を対象とした東京都の就職説明会で偶然出会った企業が北日本石油でした。
そのとき担当していた人事の方がとても親身に話を聞いてくれ、選考を通して率直にいい会社だと思い入社を希望しました。

入社後の経歴について教えてください。
私は入社後、舶用部門に配属されました。当時女性の営業職は私しかおりませんでしたが、その分手厚く指導、サポートしていただきました。
舶用部門では7年間ほど業務をし、その後は現在の本社営業部で働いています。昨年第一子を出産し、1年間の産休・育休を取らせていただき、最近復職いたしました。

入社後の業務内容を具体的に教えてください。
舶用部門では、「デリバリー」と呼ばれる補油オーダー受注業務や、法人営業、入札参加などが主な業務になります。
当社では、北日本エリアのほぼ全域を自社給油船にて補油可能であることが最大の強みです。その点を生かし、船会社や同業社にアプローチを行います。
本社営業部は、元売りとの仕入れ交渉、全社の出荷管理、販売促進キャンペーンの企画、支店営業部門からの問い合わせ対応などが主な業務です。
今まで携わった仕事でのやりがいや成長できた点を教えてください。
入社当時、営業部門に新入社員が入るのは久しぶりでしたが、程なくして後輩ができ、新人教育ができたことは自身の成長にもつながりました。人に教えること、業務を引き継ぐことは自身の業務に対する解像度が高くないと相手に伝えることができません。独特の専門用語や受注のルール、価格の決め方など、完全に伝えきるまで1年程かかりましたが、早いタイミングで新人育成の機会を頂けたことは、自身の成長に大きくつながったと感じます。
現在の部署においても、新人教育で培った伝え方の技術が役に立っています。現場の営業部門に対して、必要な業界情報を適切にわかり易く伝えることで、営業活動の後方支援につながっていれば嬉しいです。
営業の仕事を通じて、社会での貢献や重要性を感じたことを教えてください。
業界的な話でいうと、日本の貿易に占める海運の割合は輸出入合計で99%、国内輸送も船舶が40%を占めています。北日本エリア全域に給油船を所有する北日本石油は、海のサービスステーションとして、その経済活動の一翼を担っており、微力ながら社会に貢献できていると考えています。

北日本石油の業界における強みで、お勧めしたいポイントを教えてください。
お客様への納入でラストワンマイルを担う足が多いことです。
陸上部門では、ローリーを保有しており、お客様のご自宅や企業の工場まで灯油を届けることができますし、サービスステーションは個人、法人問わずガソリンの提供ができます。
海上部門では、北日本エリア全域で自社給油船を使い最終的な給油作業を行うことができます。運航や荷役のタイミングで希望の港での補油ができない場合も、他の港で補油を提案することができ、最後の担い手になれることが最大の強みです。
1日のスケジュールWORK SCHEDULE
5:30起床-朝食-出発準備
7:30子供を保育園へ送り、出勤
8:00午前業務開始
インフラ系の業界紙で当日のニュースをチェックします。原油市場は政治や経済的なことの影響も受けるので、関連しそうなことは把握しておく必要があります。

10:00ミーティング
部署内でのミーティングを行います。営業部署は営業部門と事業部門に分かれているので、それぞれの情報共有を行います。

12:00昼休憩
お弁当を持参しています。お昼の時間を使ってネットで買い物をすることも。
13:00午後業務開始
資料作成が主な業務となります。全社の出荷進捗管理や、業績の取り纏め、会議用の資料作成など。

17:30業務終了 子供の保育園迎え
子供の迎えに間に合うように仕事を終えて、退社します。
19:00帰宅・家事・自分の時間
帰宅後は夕食とお風呂を済ませ、子供を寝かしつけます。そのまま一緒に寝てしまうこともしばしば。(笑)
21:00夕食
主人と夕食を食べ、その後は残っている家事を済ませてから就寝します。
23:00就寝
社内やお客様とのやり取りで、印象的だったエピソードはありますか?
入社した当初は業界的にも男性色が強く、名刺を持って挨拶に行っても事務の女性と思われてしまうことも多々ありました。しかし、仕事を続けるうちに取引先の方にも覚えていただき、段々と営業として認めてもらえるようになりました。取引先の方に「あなたの仕事を見ていたら女性でも営業ができるんだと思えたので、うちも女性営業を採用した」という話をしていただき、頑張りが認められたようでとても嬉しかった事が記憶に残っています。

女性の営業が少ない社内で働くことに不安はありましたか?
業界・社内共にほぼ男性が占める中、少なからず不安はありました。入社してすぐに担当したデリバリーの業務は、現地担当者とお客様との間に入り業務をしますが、現地の状況や勝手がわからず、もたもたしていると双方からお叱りを受けることもありました。
そのような時に、仕事がしやすくなるようにと、各支店への出張を組んで頂き、補油作業の現場を見せてもらったり、営業活動や会食に参加したりと、早くから様々な経験を積ませてもらえた事は不安解消へとつながっていきました。
社内の先輩方は皆さん面倒見がよく、若手に対して温かく接してくれる方が多かったので、女性としても若手としても、社内では不安を感じず、働くことができました。

会社の福利厚生で、あって良かった制度やその事柄について教えてください。
在宅ワークや時差通勤に助けられています。子供が体調を崩すと、自宅で面倒を見なければならない状況も多々発生しますが、在宅ワークができる環境が整っているので、自宅での仕事に切り替えることができます。早退や有休もとりやすいため、子育てとの両立もしやすいと感じます。
また、子育て世代は時短勤務も可能なため、必要に応じて利用することも可能です。
復職にあたって不安なことはありますか?
1年間子供だけと向き合っていたので、業務のことを覚えているのか、体力的に大丈夫かという不安はありましたが、周りの方からのサポートも受けながら働くことができています。
復職の際には面談も設けて頂き、現状の共有や、希望する働き方も伝えられたので不安も払拭できました。
今後異動したい部署や、やってみたいポジションはありますか?
まだ東京勤務しか経験していないので、当社のメイン商圏である北海道・東北エリアでも働いてみたいと思っています。現在営業統括を担っていますが、現地での業務を完全には把握できていない部分もあるので、今の仕事の解像度をあげるという点でも現場を経験し、当社の強みをより近くで体感できればと思います。


就活学生・これから入社される女性に向けてメッセージをお願いします。
業界としては、まだまだ女性や若手が少数派な部分がありますが、そんな中でも北日本石油は新しいことにチャレンジしている会社だと思います。
時代の流れに合わせてアップデートを行っている会社ですが、古き良き、”優しさ”や”思いやり”が根幹にあるいい会社だと思いますので、一緒に働ける日を楽しみに待っています。
